課題解決事例

フラットケーブル シールド用 滑らし加工方式による版目模様の解消

用途 フラットケーブル シールド用
業界 電線製造業
材質 AL
幅・厚み 塗工幅:300幅 塗工量:7μ~10μ
巻き取り長さ 100m
梱包形態 レコード
加工範囲 コーティング加工
加工設備 コーター、スリッター

お客様の課題

AL材を使用するフラットケーブルシールド用のテープについて、 お客様から難燃性を持たせたいというご要望がありました。 今回、塗料に混ぜた難燃剤は粒径が大きく、そのため、塗膜が粗くなり、通常のグラビア印刷では印刷ムラが生じるという課題がありました。これにより表面の平滑性が保てず、フィルム表面にまだら模様が発生してしまいました。また、このまだら模様の部分が難燃の仕様を満たせず、ボトルネックとなっていました。

AL材を使用するフラットケーブルシールド用のテープについて、 お客様から難燃性を持たせたいというご要望がありました。 今回、塗料に混ぜた難燃剤は粒径が大きく、そのため、塗膜が粗くなり、通常のグラビア印刷では印刷ムラが生じるという課題がありました。これにより表面の平滑性が保てず、フィルム表面にまだら模様が発生してしまいました。また、このまだら模様の部分が難燃の仕様を満たせず、ボトルネックとなっていました。

提案内容・効果

今回の課題に対して塗工方式をタッチロールでフィルムに転写させるグラビア方式から、逆転させたグラビア版にフィルムを押さえつける滑らし加工方式に変更することで版目を抑えることができ、表面平滑性を確保することが出来ました。
印刷や加工方式を柔軟かつ最適に調整出来ることが当社の強みであり、その点をお客様からもご評価いただきました。
機能性テープ・フィルム加工 課題解決センターを運営する株式会社樫の木製作所は、材料・基材選定から加工方法の提案までお客様仕様に合わせて幅広く提案することができます。材料・加工選定や仕様上のお悩みがある皆様、お気軽に当社にご相談ください。

今回の課題に対して塗工方式をタッチロールでフィルムに転写させるグラビア方式から、逆転させたグラビア版にフィルムを押さえつける滑らし加工方式に変更することで版目を抑えることができ、表面平滑性を確保することが出来ました。

印刷や加工方式を柔軟かつ最適に調整出来ることが当社の強みであり、その点をお客様からもご評価いただきました。

機能性テープ・フィルム加工 課題解決センターを運営する株式会社樫の木製作所は、材料・基材選定から加工方法の提案までお客様仕様に合わせて幅広く提案することができます。材料・加工選定や仕様上のお悩みがある皆様、お気軽に当社にご相談ください。

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