フィルム加工技術研究所

厚み9μmの極薄レコード巻きスリット加工

厚み9μmの極薄レコード巻きスリット加工

当社では、細幅仕様に対応するために、様々な設備を保有しており、また、厚み9μの極薄レコード巻きの対応することが可能です。高品質な仕様でお客様にご提案しております。

なぜ当社で実現できるのか

  • 極薄フィルム加工に対応した独自カスタム設備
  • 長年の経験による張力、スピード、巻き形状など、加工条件を管理するノウハウ
  • 充実した検査設備を保有し、お客様仕様に合わせた製品評価が可能

厚み9μmの極薄レコード巻きのスリット加工となると、材料によっては、シワが発生しやすくなります。 当社では極薄レコード巻きに対応する設備を保有しているため、極薄仕様の製品加工が可能で、 長期間にわたり、形状や性能を保ち、厳しい環境や使用条件にも耐えることができます。 そういった高品質なスペックを提供できるのは、張力、スピード、巻き形状などの加工条件の調整を徹底的に細部まで詰めているためです。 また、薄膜フィルムは品質保証・品質管理が難しく、他社が対応難しい加工になります。 しかし当社では、デジタルマイクロスコープや画像寸法測定器、レーザー元素分析器を保有し、製品評価で活用することによって、お客様要求仕様を実現することで、高品質な製品を皆様に提供しています。

こんな課題を解決できます!

  • 薄い材料を均一巻き取りしたい
  • 品質にばらつきのないスリット加工品を調達したい

通常トラバース巻きでは、巻き取り中に材料が左右に振られながら繰り出されます。そのため、非常に薄い材料では張力の変動や位置ズレが生じやすくい特徴があります。 一方で、レコード巻きスリット加工では、一定の位置で繰り出しが行われるため、 精度が高く、薄い材料でも均一に巻き取ることが可能です。 特に、薄い材料はシワが発生しやすいため、優れた巻き取り精度が求められ、極薄ケーブル向けなどに採用されています。 均一な巻き取りを求められる際は、条件を詰めながら開発することが可能であり、 また、柔軟な対応で実績がございますので、お気軽にお問い合わせください。

こんな用途で使用ができます!

  • 材質:PET  用途:極細同軸ケーブル